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日本は不況なのか?それともアベノミクスで実はバブルなのか?

何だか、2016年に入り日本経済は激しく揺れています。流石はアメリカの犬と言ったイメージで、世界経済に素直に引っ張られて暴落する日本株。

恐らく、日本の個人投資家で素直に日本がこれから良くなると思って長期的な投資を行なう人は皆無なのではないでしょうか?

安い所で買って、少し上がったら利益確定する。そんなトレードをする人が圧倒的に多い気がします。

しかし、日経平均株価はまだ15,000円代を保っています。アベノミクスが始まる前の日経平均株価は約8,500円程度でしたから、そこから比べれば日本株は2倍以上を3年間も保ったという事になります。

もしかすると、現場の日本と言うのはバブル景気なのかもしれませんよ?

多くの方が
バカな事を言うな!
と思うかもしれませんが私は本気です。

80年代の日本はバブル景気に沸いたと言われていますよね?しかし、その当時をリアルで経験していた大人達の大多数の人々が、誰もその現状がバブルとは感じていませんでしたからね。

ごく普通日常生活を送っている人が圧倒的に多かったのです。

ハッキリ言って、酒池肉林をリアルで経験した人はほんの一握りの人達だった。

これって、アベノミクス相場も同じだと思いませんか?株をやってる日本人なんて全体の2割程度です。残りの8割の人々は為替や日経平均株価なんて何も気にしてないんです。

今は不況なの?バブルなの?ハッキリ言ってそんなのは個人の感覚でしかないのです。

株式や経済アナリストは総じて詐欺師です。適当に占いをして人気を集めて金儲けしているだけ。

私は思います。お金なんて人生に関係ないと考えて生活してる人が最大の成功者だと。

次に世界経済崩壊!黒田のマイナス金利は日本に巨大なダメージを与えた!

日銀の黒田総裁と自民党の党首である安倍晋三はどうやら、戦犯になってしまうかもしれない。

世界経済が崩壊の入り口に足を踏み入れたからだ。

現在の世界経済には深刻なリスクが2つあった。それは、原油の大幅な安値更新と中国経済の成長の減速である。

2016年に入ってから、日本経済は上記の原油安と中国景気に翻弄され、メチャクチャな乱高下を繰り返した。連日のように日経平均株価は数百円の下落。

普通ならリバウンドするものだが、殆ど株価のリバウンドが無く下落を続けた。今思えば、これは大口の投資家の正しい判断だったのかもしれない・・・

その結果、日経平均株価は一気に3,000円以上もの暴落である。

そして本日・・・昨日の段階でドイツの平均株価が暴落し、それに連動して欧州全体の株価も下落した。当然のようにアメリカ株も暴落で始まる。アメリカ株に関しては170ドル程度の下落で済んだが、問題はドル円相場である。

世界の株価と連動するように下がった為替は何と114円。

ハッキリ言って洒落にならないレベルの暴落である。

この水準の為替ラインは日本の株価を支えるのにかなり重要な支えとなっており、どうにか115円を守ろうと日銀総裁と安倍晋三が打ち出した政策がマイナス金利の発動であった。

この政策が発表されると、直ぐに為替と株価は反応をみせた。しかし、その後、日経平均株価はマイテンしてしまった。まあ、先週的には爆上げとなったのだが私はこの相場にかなり違和感を感じていた。

そして、本日悪い予感が現実のものとなった。

日経平均株価は何と918円の大暴落だ・・・特に銀行株や証券株などは2桁パーセントも暴落している銘柄もある。私は長年株価チャートを見ていたが、今回の大暴落はリーマンショックレベルかそれ以上の恐怖にお感じる。

何が恐怖かと言えば、日経平均株価は日銀と日本政府による大規模な金融緩和政策により作り上げられた株価水準だからである。それが、世界の不況の煽りを受けると簡単に暴落して日本政府が守りたい大切なラインを簡単に暴落させたのである。

私は何か恐ろしい世界的な経済崩壊の暴落が待ち構えているような気がしている・・・

噂によれば取引額が数百兆円にも及ぶドイツ銀行が、この先に破綻するのでは?との噂も流れている。もし、これが仮に本当だったとすればリーマンショックやサブプライムローン問題の非ではないレベルの経済崩壊に繋がるだろう。

そこへ中国株の崩壊が来たら日本株はどうなるだろうか?恐らく民主党時代の日経平均株価7,000円を割り込んでもおかしくはない。

なんだか悲観的な記事になってしまったが、私は妙に嫌な予感を感じているのだ。