世界経済が大変な事態に陥っている。
原因は中国の上海株が暴落したからだ。一説によれば、この大暴落の僅か数日で数百兆円の金が消えて無くなったらしい。
上海株は暴落する前まで、あり得ない勢いで上昇していた。チャートを見れば明らかにバブルと呼ばれる水準で上昇していたのだ。
しかし、中国人は基本的にギャンブル気質が強く、勝てると思ったらとことん金をつぎ込む国民性がある。
今回の株価上昇の火付け役は中国人の個人投資家達だ。彼らは、株式トレード経験の少ない素人同然の人々が圧倒的。
株価を釣り上げるだけ釣り上げ、少し暴落し始めたと思ったら、一斉に資金を引き上げ始める。
この強引とも言える投資手法が、今回の株価大暴落の大きな原因と言えるだろう。
さて、一旦は落ち着きを取り戻したように見える中国株だが、既にこの暴落は世界中の株式市場を道連れにした。日経平均株価は高値の20800円程度から一気に17500円を付けた。短期間での3000円もの暴落は、あのリーマンショックの時を上回ったとも言われている。
安定して上昇を続けていたアメリカ株も同様のレベルで大暴落した。
恐らくだが、世界の株価は三年前くらい前の状況まで戻ってしまったのではないだろうか?
私も日本株には大分投資を行っていたので大ダメージを受けてしまった。もう少しでポルシェのカイエンが買えたのに、それが無になってしまった感じだ。
私が心配してるのは、今後のアベノミクスの成功の行方だ。辛うじて17000円レベルであれば、まだアベノミクスは継続しているとも取れるが、これ以上の暴落は間違いなくアベノミクス失敗に繋がるラインだろう。
そうなれば、日本には再び失われた十数年が訪れるだろう。株価は長期間に渡り低迷して、回復していた失業率もあっという間に低下して、アベノミクスで持ち上げた分の借金だけが残る形になる。
そうなれば、私が想像していた第二次バブルは消えて無くなる。エロ女達が巷に溢れ、株で稼いだ金でエロ女と遊びまくる夢。
それが、中国のクソ野郎のせいで全て水の泡となり消滅するのだ。私には中国は世界中を負のドン底に突き落とそうとしているのでは?とすら感じてしまう。
今回の中国株暴落の原因のもう一つの原因として、中国政府の無理なバブル抑制があった言われている。
中国政府はバブルで盛り上がって高値圏になった上海株に対して過敏に反応して株価をコントロールしていた。そして、酷かったのが暴落し始めた時である。
中国政府は中国の個人投資家に対して家を担保に株価トレードが出来るようにしたり、信用取引の制限を引き上げて、更に投資を煽ったのだ。
その舵取りに恐らく中国人は何かヤバい事が起きているのかと勘違いした。その結果。投売りが始まり、上海株は一気に暴落した。
更に!暴落し始めてからが地獄。何と、中国株の空売りを禁止し始めたのだ。これは、株式の世界では少しなら当然の政策でもあるのだが、中国は大株主に対する半年もの株式売買の凍結を行った。
もはや、これは株式市場とは言えない。政府主導の大規模インサイダーである。
愚痴が長くなってしまったが、私はこれから半年間は中国株の動向をしっかりと注視する必要があると感じる。
そして、少しでもヤバいと感じたら全ての投資金をキャッシュアウトして、今後の悲惨な日本経済を辛抱強く見守るしかない。
皆さんも注意して欲しい。