バブル女が登場する確率がまたしても低下!外国人投資家から見放されたアベノミクス相場

2016年4月28日の相場(株)は本当にアベノミクスの脆弱性を露呈した動きとなった。

恐らく、事前に予想していた人も多いと思うが、日銀会合によりこの日は追加の金融緩和政策が発表されると予想されていたが、見事に黒田日銀総裁は金融政策の現状維持を前場が終わった直後に発表して為替が約3円も円高に向かった。

当然、後場の日経平均株価は大暴落。前場は250円程度上がっていた日経平均株価だが、後場には約600円も暴落してしまった。また、当然の結果だろう。

この日の終値は何と624円安・・・日経先物ベースで見れば1000円以上の大暴落を演じた事になる。ハッキリ言って個人投資家の多くが株取引の怖さを知ったのではないだろうか?

アベノミクスはどうやら残された切り札がかなり少ないようだ。

事前にリークされたマイナス金利の更なる拡大だが、このニュースは結局の所「デマ」だった事になる。

デマのニュースで日経平均株価はここ数日かなり回復していたが、今回の日銀会合でデマがデマであると確定されたから大暴落。

この動きから見えてくるのは、日本株というのは本当に外部要因により簡単に乱高下してしまうし単なるカジノとして扱われているのでは?という点だ。今回の大暴落で日本株はかなり作られた相場である事が多くの人々に認識されたと思う。

私は日本にバブル景気が再来する事を数年前から期待している。しかし、残念ながらその夢はアベノミクス相場程度では叶わないのかもしれない・・・という落胆に変わりつつある。余りにも脆弱で弱々しい日本株の値動きを見ていると、日本人の国民の姿を映し出しているようにも感じてしまう・・・

恐らく、日本株に投資している外国人投資家達は既にアベノミクスは失敗だったとの評価を下しているだろう。後は、どのようにして売り抜けるか・・・つまり日本株を手放すかについて考えているに違いないだろう。

私はバブル景気に狂ってエロ化する日本の女達を見たかった。そして、男女共に浮かれて金よりセックスを謳歌する明るい日本人が見たかった。しかし、それは今後数十年いや数百年は叶わないのかもしれないと本気で思い始めている。

恐らく、2020年の東京オリンピックまでに日経平均が80年代の3万8900円を超えられなかった場合は、日本にバブルは一生訪れないと思う。