欧州や香港の問題などをきっかけに暴落したアメリカのダウとナスダック市場。そしてアベノミクスで為替と株価を操作中の日本株。
この様な暴落時に真っ先に売られるのがアメリカに操作された日本株である。いなごと呼ばれる日本人投資家が好きなmixiとガンホーなどのスマホゲームアプリ関連株も比較的良いチャートを描いていたのだが、どうやら暴落を免れる事は出来なくなってきている。
何故かと言えば、これだけの暴落となると大抵の投資家は無事では無い。信用取引と言う仕組みを使い元金の３倍程度をフルに投資している場合が殆どだからだ。
この様な暴落になると直ぐに元金の維持率が５０％を下回る。ロスカット基準の４０％以下なんてあっという間の出来事なのである。つまりこれから強制ロスカットと言う無理やりの損切りの連鎖が待っているのだ。
最近の日本人個人投資家は調子に乗っていた。彼等は「いなご」と呼ばれ、あらゆる材料株に飛び乗っては、サッと引いて行くのである。まるでいなごの様な習性である。
そんな「いなご」達も今回の暴落は避け切れなかった様だ。バイオ株やスマホゲームアプリなども相当な下落を食らっているからである。そして、まさかの日経２２５銘柄の暴落。特に個人投資家が好きなソフトバンク株の暴落は追証レベルである。
もしかするとパズドラ、モンスト、クラブ、マーベラスなどのスマホゲーム関連株はこれからとんでもない大暴落を引き起こす可能性も視野に入れておいた方が良いと思う。株価と言うのは一回跳ね上がったとしたら、必ず最後はその跳ね上がり始めた部分まで戻る習性があるからだ。
しかし、日本株と言うのはこんなに大規模な金融緩和を行っていても全然株価があがらないな。それ所か外国人に株の殆どを握られているので操作し放題。アメリカがヤバければ日本が売られ、欧州が売られても日本株が売られる。更に最近では上海や香港が売られても日本株が売られる。
もはや日本株に投資するのは意味が無い気がしてきた。それよりは世界的な株価にインデックス投資出来る投資信託などにぶち込んだ方が良いだろう。
